むし歯治療

歯の寿命を最大限に
できる限り削らない
精密なむし歯治療

むし歯治療

むし歯治療を繰り返すと歯の寿命は短くなり、最悪の場合、歯を失ってしまうこともあります。
そのため、治療時には各ステップを正確、精密に行うことで、再発をできる限り少なくする必要があります。
当院では、長持ちする治療のために、

  • 清潔な環境で治療を行うこと(ラバーダム防湿など)
  • 歯を削る量を最小限にすること
  • 精密な治療を行うこと

を大切にしています。

当院のむし歯治療の特徴

ラバーダム防湿

ゴム製のシートを歯の周りに設置することで、治療の質を高める処置です。
長持ちするむし歯治療のための様々なプロセスの中でも、最も重要なものの一つです。
ラバーダム防湿を行うことで以下のメリットがあります。

  • 唾液や血液による治療部位の汚染防止
  • 唾液や血液を排除することによる乾燥環境の確保
  • 器具や削りカス、薬剤、治療器具のお口の中への落下防止
  • 唇や頬を広げることにより、作業領域を広くでき、作業効率が良くなる
  • むし歯の下の歯ぐきを押し下げることで、局所の作業領域を広くできる

削る量を少なく、精密な治療を確実に行う

歯はとても小さな臓器のため、削る量がほんの少し増えてしまうだけで、治療後の歯の状態に大きな影響を与えます。
削り過ぎてしまうと、

  • 神経までの距離が近くなり、歯の寿命に影響が出る
  • むし歯が歯ぐきの中に及ぶ場合、歯を削り過ぎると歯ぐきの健康を保ちにくくなり、結果的に歯の寿命に影響が出る
  • 歯のボリュームが減るため、強度が低下し歯や根が割れるリスクが増す

など、結果的に歯の寿命が短くなる可能性があります。
当院では、歯を削る量を必要最小限にするため、以下の対策をしています。

  • 高倍率ルーペ、マイクロスコープの使用
  • 削る量を最小限にとどめることのできる、振動によって削る器具を使用
  • これらを使いこなすための知識の集積とトレーニング
  • 精密な処置をするための十分な診療時間の確保(90分~180分)

各治療ステップの遵守

良い治療成績を生み、その結果が長持ちするためには、そのために必要な全ての処置を完全な状態で行う必要があります。
そのために大切なことは以下の3つです。

1.手順の遵守

理想の結果を得るためには、必要な手順があります。たとえば時間が足りないことを理由に手順を守らなければ、理想の結果は得られません。
すべての必要な手順を完全な状態で行うためには、

  • 大前提として、必要な治療時間を確保すること
  • 歯科医師を含む全スタッフが手順を熟知し、トレーニングを積んでいること

が必要です。

2.各手順が高い精度で行われている事

処置にはそれぞれに適切な「やり方」があります。
たとえば、接着剤の塗り方、塗る時間、乾かすための風の当て方、接着剤を固めるためのLEDライトの当て方や時間など、一つ一つの手技にこだわる必要があります。

3.理想の材料の選択

理想の材料があれば、それを選択します。
しかし、材料は新しければ良いというわけではありません。技術革新によって最新の材料が最も成績が良いこともありますが、古典的な材料で安定して好成績を出し続けるものもあります。
大切なのは、材料の特性をよく理解し、治療の内容によって使い分けることです。
体がどのように治ろうとしているかを生物学的レベルで理解し、その後押しをするのが歯科治療です。

充分な診療時間の確保

当院が理想とする医療は、患者様が深く納得し満足、安心できる医療です。
そのためには医療の質が高いことはもちろん、患者様が歯科医師とその他スタッフを含むチームと良質なコミュニケーションが取れていて、ご自身が受けていらっしゃる内容をよく理解し納得できている必要があると考えます。
当院では、治療やカウンセリングのために必要な時間を、充分確保しています。

初回受診:90分
治療内容の相談:60~120分(複数回に及ぶこともあります)
治療:自由診療 90~180分/保険診療 30分

むし歯の原因

むし歯の原因は、歯磨き不足だけではありません。
生活習慣や、食事内容とそのタイミングなど、さまざまな要因が重なった結果、むし歯ができます。
そのため、むし歯予防のためには、食習慣や生活リズムなど、生活全般の見直しも含めた取り組みを行いましょう。

細菌

細菌の量と活動性が増すと、むし歯になるリスクが高まります。

糖分

細菌は糖分を材料にして、歯を溶かす酸を作ります。
糖分を多く含む食生活によって、むし歯は発生しやすくなります。

歯質

歯が作られるときの環境や遺伝、お薬などによって歯の質には個人差があります。また、乳歯や生えたばかりの永久歯は、歯が柔らかくむし歯になりやすいので注意が必要です。

時間

糖分がお口の中に存在している時間が長いほど、むし歯菌の活動が増します。
ダラダラ食べをしないようにタイミングを決めて食べることで、むし歯の発生を抑えることができます。

むし歯の進行と治療について

  1. CO

    初期のむし歯

    プラークコントロールの徹底によって、削らずに経過観察を行えることもあります。また、環境が整った場合には再石灰化によって進行を止められることもあります。当院では、できるだけ歯を削らずに守る方針をご提案します。

  2. C1

    エナメル質のむし歯

    歯を削る量を最小限に抑えた治療法をご提案します。

  3. C2

    象牙質に及んだむし歯

    むし歯を削った後の歯の強度によって、ダイレクトボンディングやセラミック治療などの中から最も適した治療法を提案します。むし歯が神経まで及んだ場合は、歯髄温存療法によって神経を残すことを第一に考えます。

  4. C3

    神経部分に及んだむし歯

    むし歯が神経に及び、かつ歯髄温存療法によって神経を残すことができないと判断した場合は根管治療を行います。根管治療の後はできるだけ歯を削らない歯の修復を行います。

  5. C4

    重度のむし歯

    歯を残すことが難しい場合は抜歯します。歯の機能を復元するための方法を十分ご理解いただいた上で選択していただきます。

むし歯治療の症例

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むし歯の予防について

むし歯は初期段階では自覚症状のほとんどないままに進行します。
そして、進行すると歯が受けるダメージが大きくなるばかりか、治療の規模も大きくなります。
早期発見・早期治療ができれば、被害の少ないうちに歯を守ることができます。

それはつまり、痛みや治療の精神的、時間的、経済的負担を軽減することを意味します。
これらを踏まえ、当院では予防目的のメンテナンス受診をお勧めしています。

予防歯科